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飼い方 カイカタ break into 画像
    生き餌の横腹などに自身が作った、またはひとが作ってやる、皮膚が破れて肉が露出している部分。飼い口に同じ。

飼い口 カイクチ break into 画像
    生き餌の横腹などに自身が作った、またはひとが作ってやる、皮膚が破れて肉が露出している部分。飼い方に同じ。

カイシキ
開嘴呼吸 カイシコキュウ panting
    口を開け、はあはあと荒く息をする。激しい運動後では正常。低負荷で出れば鍛練不足。過度な保温を含む高温時にも出る。努力呼吸に同じ。

回収 カイシュウ
飼い添う カイソウ
飼い付け カイツケ
    ツルカモなどの野生の獲物を餌付けしておく。ツルの場合には飼い付けした場所を特に「鶴の」といった。

カイト kite (2)画像
解凍 カイトウ 画像
    冷凍したままのを与えてはいけない。解凍は自然解凍、ぬるま湯による解凍、電子レンジによる解凍があるが、それぞれ、時間が掛るので不便で腐敗しやすい、栄養分が溶け出す、一部が「調理」されてしまう、といった欠点がある。

解発因 カイハツイン
    衝動を「解発」する因子。ネコにとってのネコじゃらしの類。

外翼 ガイヨク 画像
    のうち、手首関節より先の部分。揚力と推力を発生する。→内翼

貝割れ カイワレ
返す カエス kaesu
    前方(据前から見て右方)へ飛び出したを、やわらかく反動をつけてもとに引き戻す動作。羽合わせの時にも行なうが、何が騒いだ鷹をに戻す場合も「軽く騒がしてやってから柔らかく返してやる」のが大切。

かえりをさす カエリヲサス jokin 画像
    背中に頭を入れて眠る様子。

返子 カエルコ outer toe 画像
香り鷹 カオリダカ intermewed hawk
香る カオル
掛る カカル
掻く カク scratch 画像
    で(主に顔を)掻く。

学名 ガクメイ
    生物(や鉱物)の名称の唯一科学的に正統とされる表記法。生物では、以下のよう。ラテン語またはそれ以外の言語をラテン語化して表す。かならずアルファベット表記。カタカナ表記はいんちきである。文が主にアルファベットで書かれる場合は、下線を付したりイタリックにしたりと、容易に区別できる工夫が求められる(この用語集で英名と学名が同じフォントなのはソフトの制限による)。日本語中に埋め込む場合はその必要はない。二名法(属名+種名)または三名法(属名+種名+亜種名)で書かれる。末尾に記載者名および記載年をカッコに入れるか書体を変えて付してもよい。属名先頭文字のみ大文字とする。頻出する場合、二回目以降は、属名(三名法の場合は属名と種名)は頭文字だけに省略(ピリオド要)してもよい。発音には、通用しやすい法則や慣習はあるが、明確な規則はない。

かくる カクル
    カケルか。繋いだり縛ったりする。獲物にもにも馬にも使われる。

カケ カケ
掛け鶉 カケウズラ
掛け置く カケオク
掛爪 カケヅメ hallux 画像
掛けつれる カケツレル
風切羽 カザキリバネ beam feathersprimaries and secondaries 画像
傘仕込み カサジコミ
    傘で守られていたは最初の一回の飛行は速く、薮の中を走ったキジは最初から普段より遅くなるのを利用して狩りをするための仕込み。単に傘に慣らすだけでなく、滅多に口餌をつけることがなくて済むように(右手が傘で塞がっているので)仕上げておかないと意味がない。

風拂 カザハライ
嵩む カサム
    が高所にあがる。ちょっとした丘の上の木へ、など。

鹿島 カジマ
頭上げ カシラアゲ 画像
齧らせる カジラセル
頭取り カシラドリ 画像
    獲物の頭を掴む。これの習熟により、大きな獲物でもうまく押えるようになる。

火針 カシン
    爪嘴の時、出血を留めるための火中にくべて熱しておく針。現在では塩化第二鉄粉末の止血剤などがあるので必要ない。

数走 カズバシリ 一覧
    早走捌縄、捌索、捌きさばしに同じ。
     犬飼犬牽が手から放して、捜索中にイヌに引きずらせるための紐。木や草に絡んだり巻き付いたり、棘にひっかかったりしないように、主に藤(マメ科のヤマフジ、Wisteria brachybotrys)、あるいは葛(クズ、Pueraria lobata )、葉かつら(おそらくは葉かづらで、ツタノハカズラの別名のあるツヅラフジ科のオオツヅラフジ Sinomenium acutum)を三つ編みにして作る。長さ七尺五寸、先端に八分の付きというから、かなり細い(直径1.5センチ以下)ものだったはず。
     片口止まりあるいは放し掛け諸口止まりに仕込む時、また放し掛けを猟に使う時、諸口止まりである放し犬を猟に使う場合でもいまひとつ確信が持てない時などに用いた。イヌが飛び立った鳥1を追って走り出してしまいそうになった時に犬飼犬牽がその端をで踏んで引き止めた。

カスミ
カゼ wind
    鷹狩りの大敵。大風だとが意志に反して流されてしまうことがある。が、ハヤブサ上げ鷹をするのなら、風があるほうがいい。

カセボコ
片回、撫鷹 カタガエリ 画像 一覧
肩衣 カタギヌ sock
肩クサビ カタクサビ 画像1 画像2
片口止まり カタクチドマリ
片毛 カタゲ 画像 一覧
片鳥屋 カタトヤ intermewd 2nd plumage
    片塒とも書く。の時に捕獲され、飼育下で一回換羽した片毛に同じ。

肩を割る カタヲワル 画像
鰹肉 カツオジシ pectoral muscle 画像1 画像2
    胸筋に同じ。を打ち下ろすのに使われる大胸筋(いわゆる胸肉)と打ち上げるのに使われる小胸肉(ササミ)とがある。

滑翔 カッショウ glide
    はばたかず、位置エネルギーを運動エネルギーに変えて、あるいは運動エネルギーの一部を位置エネルギーの補填に当てて飛行する。つまり滑翔時には、高度や速度は落ちて行く。→帆翔

がっつく ガッツク sharp setkeen
    飢えていて獲物への意欲が強い。

下尾筒 カビトウ under tail coverts 画像
冠木 カブラギ 画像
鎌隼 カマハヤブサ
咬み越す カミコス
    イヌ獲物の先まで回り込む、あるいは追い越す。

カモ 鴨 Duck 画像
    鷹狩りの対象となるのは、淡水ガモ(陸ガモ)で、細い水路や小さな池にも入る種に限られる。マガモ Mallard Anas platyrhynchos、カルガモ Spot-billed Duck A. poecilorhyncha(ともに700〜1500グラム、通常は約1000グラム)、コガモ Green-winged Teal A. crecca(約330グラム)など。

鴨の合図 カモのアイズ
    鴨場で、小覗きから観察して、引き堀に何が何羽入ったかを知らせるサインがあった。人指を立てるとマガモ、小指を立てるとコガモ、手で眉に触れるのがカルガモ。

鴨場 カモバ 図解
    網、ないしカモを捕えるために作られた場所。大溜りオオダマリ/元溜りモトダマリと言われる池を中心に、20本ほどの引き堀ヒキボリが放射状に伸びる。

カラス Crow
    日本では普通、ハシボソガラス Carrion Crow/Common Crow Corvus corone(400から700グラム)とハシブトガラス Jungle Crow C. macrorhynchos (600から1000グラム)の総称。なおヨーロッパにはハシブトガラスは生息しない。ちなみに大型の鴉(ワタリガラス)は Raven。
    またはカラス類のうち黒いものの総称。ウオガラス Fish Crow C. ossifragus アメリカガラス American Crow C. brachyrhynchos なども含めて。
    あるいはカラス類全体の総称。→ミヤマガラス

体が回る カラダガマワル
韓巻 カラマキ
絡み カラミ outer toe 画像
絡む1 カラム
絡む2 カラム crab
絡む3 カラム
    大緒にからまっての自由がきかなくなる。要注意。

カラムシ
    イラクサ科の Boehmeria nivea の繊維、といってしまえば簡単なのだが、苧は苧麻(ちょま)とも書き、古くは麻=大麻(クワ科またはアサ科のアサ Cannabis sativa )をも苧の字で表したので、一概にはいえない。さらに元禄期以降は亜麻(アマ科のアマ、Linum usitissium )も苧に含まれたりと・・・。

カリ
狩衣 カリギヌ
狩り杖 カリヅエ hunting stick 画像
狩りまたぐる カリマタグル
カルシウム calcium
    足りないよりは多めがよい。野生の猛禽は飢えていることが多く、骨っぽいところも食べる。過剰に強く不足に弱いように体ができているであろう。育中の雌親など、翼や足ばかり食べる。いいところはに回すとともに、産卵で消費したカルシウムを補給しているのだろう。

カワ 画像
    日本ではほとんどが鹿革。欧米でもエガケ用は主に鹿革。その他、仔牛、牛、カンガルーなどが使われる。動種、性別や年齢、鞣しかた、なめし業者、「揉み」や「加油」などの加工の有無、部位、厚さ、ある厚さにするための梳きかたなどで多種多様。適切なものの選択は難しく、トラブル防止のためには知識と熟慮が要る。

厠門 カワヤモン cloaca 画像
ガン
    ヒシクイ Bean Goose Anser fabalis(2.5〜5キログラム)、マガン White-fronted Goose A. albifrons(1.8〜2.5キログラム)、ハクガン Snow Goose A. caerulescens(1.8〜3.5キログラム)などの総称。

換羽 カンウ moult
    羽が生え替わる。多くの種では年に一度、春から夏にかけて、ほぼ全部の羽が換羽する。が、ツミハヤブサの若鳥では秋口から換羽が始まっている観察例があり、他方、クマタカイヌワシなどの大型種では飛翔羽は二年で一巡りである。

冠羽 カンウ crest
ガンガン仕込み ガンガンジコミ
    兎猟の事前の仕込み。生き餌(ムクドリが多い)を用意しておいて掴ませ、一斗缶を打ち鳴らして音に慣れさせる。

かんじき カンジキ snow shoe 画像

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